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「どぅるかまら 10号」(発行人/瀬崎 祐)

坂本法子さんの詩「夜中 電話がかかりました」は面白くて怖い作品です。すきだなあ、こういう作品。勢いがあって、不条理で。霊柩車が出てきたのには驚きましたが。
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「どぅるかまら 8号」

「どぅるかまら 8号」〈発行人/瀬崎 祐)

表紙の2色刷りがデザインの抑制につながり、落ち着いた風情を醸し出している詩誌。
斉藤恵子さんの作品「水」は元気な母と病んで腰が曲がった母がいっしょに二階にあがるという詩です。元気な母を並べることで病者の母の弱さをひときわ読者に印象付けています。遠くからふたりの母を見ている作者は母の姿を見失い話すこともできず、それが母という存在の不確かさにつながっていきます。何度も読みたくなった作品です。

「どぅるかまら 2号」

「どぅるかまら 2号」(発行人/瀬崎 祐)

どういうルートでわたしの手元にやってきたのか忘れてしまいました。
どぅるかまらは、ラテン語「甘い」「苦い」を合わせた造語のようです。
詩が読みやすいレイアウトで読んでいて安心します。
タケイリエさんの作品を久しぶりに目にしました。
詩「俯瞰」は視界の拡がりを感じました。

プロフィール

name:
山村由紀
自己紹介:
●主な出版物
詩のアンソロジー『豊潤な孤独』
 (2008.01/草原詩社)
詩集『風を刈る人』
 (2006.06/空とぶキリン社)
詩集『記憶の鳥』
 (2001.07/空とぶキリン社)
●主な活動
個人詩誌「kanpinue」発行
詩誌「風箋」同人
同人誌「Lyric Jungle」編集委員
(詳しくはHPを見てください)
●記事にコメント欄がありません。
ご感想などは下記のミニレターで
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