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「天秤宮28」

「天秤宮28」(編集責任/宮内洋子)

初めて目にする詩誌。鹿児島で作られています。表紙の絵が力強く、本誌に掲載されている木佐敬久さんの表紙絵随想に、この絵が歌川国芳「唐土ニ廿四孝 曽参」であることがわかります。
……と、表紙の話はこれくらいにして、作品では宇宿一成さんの「妻の誕生日に」に目が止まりました。「妻であるきみに/日ごろの感謝や不満を改めて/品物に託すというのも違うような気がして」(一連部分引用)いるうちに妻は出かけて子どもと留守番となり、あっという間に誕生日は終わってしまったという作品です。
もうひとつ。宮内洋子さんがエッセイ「環天頂アーク」で暈(かさ)と呼ばれる光学現象について書いておられました。太陽を囲むリング状の虹が鹿児島で見れたようで、写真も掲載されているのですが、本物を見たいなあと思いました。
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プロフィール

name:
山村由紀
自己紹介:
●主な出版物
詩のアンソロジー『豊潤な孤独』
 (2008.01/草原詩社)
詩集『風を刈る人』
 (2006.06/空とぶキリン社)
詩集『記憶の鳥』
 (2001.07/空とぶキリン社)
●主な活動
個人詩誌「kanpinue」発行
詩誌「風箋」同人
同人誌「Lyric Jungle」編集委員
(詳しくはHPを見てください)
●記事にコメント欄がありません。
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