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「紙子18号」

「紙子18号」(編集/萩原健次郎 発行/紙子編集室)

清野雅巳さんの作品「踏み外すのは」。最終連、そうですよね、「踏み外すのは/二本足だけ」。確かにそうです。どうして元旦にこんな危険な場所に行ったのだろう。聞いてみたいです。
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「紙子13・14・15号」

「紙子13・14・15号」(編集/清野雅巳 発行/紙子編集室)

3冊まとめていただきました。この詩誌の本文レイアウト、行間や字の大きさが詩を引き立てていてとても読みやすいです。
詩作品は13号の細見和之さん「ライオンズクラブとロータリークラブ」、14号の山本しのぶさん「平和温泉」15号の清野雅巳さん「悪魔の水」が印象に残りました。わたしが締め切り嫌いなのは、書かなければいけない日の夜はお酒を飲めないから!なので、清野さんの詩に強く共感いたしました。山本さんの作品は客観的視点による自己描写が、温泉という場でやわらかく表現されています。

「紙子 13号」

「紙子 13号」(発行所/紙子編集室 編集/萩原健次郎)

山本しのぶさんの作品「一日の終わりに」は、先の北爪さんの作品と少しシチュエーションが似ていますが、印象はまったく違います。この作品からは何かに抗っている姿が浮かび上がっています。何に?
静かに抗うので熱が中にこもっていく。そんな作品だと思いました。

プロフィール

name:
山村由紀
自己紹介:
●主な出版物
詩のアンソロジー『豊潤な孤独』
 (2008.01/草原詩社)
詩集『風を刈る人』
 (2006.06/空とぶキリン社)
詩集『記憶の鳥』
 (2001.07/空とぶキリン社)
●主な活動
個人詩誌「kanpinue」発行
詩誌「風箋」同人
同人誌「Lyric Jungle」編集委員
(詳しくはHPを見てください)
●記事にコメント欄がありません。
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