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「ガーネット 54号」

「ガーネット 54号」(編集発行/高階杞一)

廿楽順治さんの詩「病院」はまさに病院、というか、入院のことを書いていると思いました。タイトルがなくても長期入院している人を想起します。
今号は昨年末に亡くなった寺西幹仁さんの追悼特集号でした。同人の方々が書かれた文章を読んで、寺西さんは本当に亡くなったんだなあと改めて思いました。東京に行かれてからの寺西さんとはほとんど交流がなかったのですが、大阪にいる時はよくグループでのみに行きました。一番記憶に残っているのは、何かの会の後、数人で梅田の居酒屋「スーパー百番」に行った時、上着のポケットから生ビールのタダ券を6枚取り出し、とーってもうれしそうに見せびらかしていたことです(そしてそのタダ券はその日のうちに使われてしまう)。あれからもう8年か9年が過ぎようとしているんですね。つい最近のことのような、大昔のことのような不思議な感じがします。
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プロフィール

name:
山村由紀
自己紹介:
●主な出版物
詩のアンソロジー『豊潤な孤独』
 (2008.01/草原詩社)
詩集『風を刈る人』
 (2006.06/空とぶキリン社)
詩集『記憶の鳥』
 (2001.07/空とぶキリン社)
●主な活動
個人詩誌「kanpinue」発行
詩誌「風箋」同人
同人誌「Lyric Jungle」編集委員
(詳しくはHPを見てください)
●記事にコメント欄がありません。
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