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「刺虫 2号」

「刺虫 2号」(宇宿一成個人誌)

古井戸崇子さんの詩「夏に降る」は散文詩です。肩の力の抜け加減が読む者をもリラックスさせてくれます。「ある、ある、そういう気持ち~」とうなづきながら読みました。


いつでも「すきです」っぽいことを言えるだろうという油断を
持っていた人には それを見破られたのか居られなくなっ
てしまった 繰り返し同じ後悔を思い出している私とリード
でつながっている犬の まったくお構いなしの放尿が降り
始めの雨の中に愉快ですらある
                                             (「夏に降る」一部抜粋)
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プロフィール

name:
山村由紀
自己紹介:
●主な出版物
詩のアンソロジー『豊潤な孤独』
 (2008.01/草原詩社)
詩集『風を刈る人』
 (2006.06/空とぶキリン社)
詩集『記憶の鳥』
 (2001.07/空とぶキリン社)
●主な活動
個人詩誌「kanpinue」発行
詩誌「風箋」同人
同人誌「Lyric Jungle」編集委員
(詳しくはHPを見てください)
●記事にコメント欄がありません。
ご感想などは下記のミニレターで
送っていただけるとありがたいです。↓
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