「橄欖 第92号」(編集発行/日原正彦)
日原正彦さんの詩「裏半分」。なんでしょうこの詩は。わかったようでわからなくて、でもわかってしまうんです。普段、ふと思うだけですぐに忘れてしまうような日常のひとコマが描かれています。
「裏半分」というタイトルから、この「ぼく」は月の裏側のようなごつごつした暗い所でじっとしているような気がしました。
なんだかこわい と思っている
顔を ぜんぶ
女の子が笑う
で
無言も含めてすべてにこにこと領有されてしまったので
ぼんやりがどんどん濃くなる
濃くなって真黒な影になってふっと消えてしまいそうだ
(引用)
「裏半分」というタイトルから、この「ぼく」は月の裏側のようなごつごつした暗い所でじっとしているような気がしました。
なんだかこわい と思っている
顔を ぜんぶ
女の子が笑う
で
無言も含めてすべてにこにこと領有されてしまったので
ぼんやりがどんどん濃くなる
濃くなって真黒な影になってふっと消えてしまいそうだ
(引用)
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プロフィール
name:
山村由紀
HP:
自己紹介:
●主な出版物
詩のアンソロジー『豊潤な孤独』
(2008.01/草原詩社)
詩集『風を刈る人』
(2006.06/空とぶキリン社)
詩集『記憶の鳥』
(2001.07/空とぶキリン社)
●主な活動
個人詩誌「kanpinue」発行
詩誌「風箋」同人
同人誌「Lyric Jungle」編集委員
(詳しくはHPを見てください)
●記事にコメント欄がありません。
ご感想などは下記のミニレターで
送っていただけるとありがたいです。↓
ミニレター
詩のアンソロジー『豊潤な孤独』
(2008.01/草原詩社)
詩集『風を刈る人』
(2006.06/空とぶキリン社)
詩集『記憶の鳥』
(2001.07/空とぶキリン社)
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