「no-no-me no.12」(早矢仕典子個人誌)
詩「帰宅」。この作品の冷たいような熱いような感覚はまさに「豆腐」です。そこに惹かれて読みすすめました。あなた、は作者とどういう関係なのでしょう。近しいようなそうでないような。もしかしたら〈わたし〉はあなたを探し求めているようで、実は〈あなたを理解したわたし〉を求めているのかもしれないと思いました。
お豆腐のならぶ白くてつめたい
スーパーマーケットの一角で あなたは
おとふ みたいになって
お豆腐の角ほどのカドもない
なにもかもとれてしまったような あっさりとした
うぶな顔をして 立ちつくしている
固形であって 固形でないような
豆であって 水 でもあるかもしれない
(一部抜粋)
お豆腐のならぶ白くてつめたい
スーパーマーケットの一角で あなたは
おとふ みたいになって
お豆腐の角ほどのカドもない
なにもかもとれてしまったような あっさりとした
うぶな顔をして 立ちつくしている
固形であって 固形でないような
豆であって 水 でもあるかもしれない
(一部抜粋)
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プロフィール
name:
山村由紀
HP:
自己紹介:
●主な出版物
詩のアンソロジー『豊潤な孤独』
(2008.01/草原詩社)
詩集『風を刈る人』
(2006.06/空とぶキリン社)
詩集『記憶の鳥』
(2001.07/空とぶキリン社)
●主な活動
個人詩誌「kanpinue」発行
詩誌「風箋」同人
同人誌「Lyric Jungle」編集委員
(詳しくはHPを見てください)
●記事にコメント欄がありません。
ご感想などは下記のミニレターで
送っていただけるとありがたいです。↓
ミニレター
詩のアンソロジー『豊潤な孤独』
(2008.01/草原詩社)
詩集『風を刈る人』
(2006.06/空とぶキリン社)
詩集『記憶の鳥』
(2001.07/空とぶキリン社)
●主な活動
個人詩誌「kanpinue」発行
詩誌「風箋」同人
同人誌「Lyric Jungle」編集委員
(詳しくはHPを見てください)
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