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「刺虫3号」(宇宿一成個人詩誌)

今号から(だったかな?)「イラムシ」の写真が表紙に登場です。この虫、ベランダにいたぞ。あまりに変なかたちだったので触らなかった記憶があります。触らなくてよかった。
宇宿一成さんの詩「夕暮れの喜劇」は不気味なイメージが続く散文詩です。死んでしまった猫、寄生する虫。はじめは現実に則したようで、次第に独特な世界に入っていきます。

女の子はゆっくりと立ちあがりました 肩を落として 小刻みに震えていました 泣き声はもうきこえません 口も流れたのでしょう 私の耳も いつのまにか川面をわたる風に流れたのかもしれません (一部抜粋)
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プロフィール

name:
山村由紀
自己紹介:
●主な出版物
詩のアンソロジー『豊潤な孤独』
 (2008.01/草原詩社)
詩集『風を刈る人』
 (2006.06/空とぶキリン社)
詩集『記憶の鳥』
 (2001.07/空とぶキリン社)
●主な活動
個人詩誌「kanpinue」発行
詩誌「風箋」同人
同人誌「Lyric Jungle」編集委員
(詳しくはHPを見てください)
●記事にコメント欄がありません。
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